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2025.6.1
外構にかける予算、どこで削る?プロが教える予算配分の考え方 福岡版
外構工事の予算、どう考える?
「外構の見積もりを見てびっくりした」「どこを削ればいいのかわからない」――福岡で外構リフォームを検討する方の中には、そんなお悩みを抱える方も少なくありません。
外構は、建物に比べて“後回し”にされがちですが、実は暮らしの快適さ・防犯性・資産価値にも直結する大切な要素。単に「安く済ませる」ではなく、**“予算配分”と“優先順位”**を見直すことが満足度アップのカギです。
この記事では、外構の予算配分で失敗しない考え方と、プロが推奨する削るべき/削らないべきポイントを紹介します。
外構工事の費用はどこから発生する?
外構にかかる費用は、主に以下の項目から構成されます:
- 土間コンクリート(駐車場・アプローチ)
- フェンス・門扉・塀(境界・プライバシー対策)
- 植栽(シンボルツリー・低木・芝)
- 照明・表札・ポストなどの機能性パーツ
- デッキ・テラスなどの生活空間拡張要素
これらの中で「目的」と「暮らしやすさ」に照らして優先度を明確にすることが、予算内で満足度の高い外構を実現する第一歩です。
削ってもOKなケース/削らない方がいい要素
削ってもOK(必要に応じて後付け可能)
- 植栽のボリューム:最初は最低限にして、後から自分で追加も可能。
- 照明の演出要素:電気配線だけしておけば、照明器具は後から設置でもOK。
- 装飾的な素材(高級石・タイルなど):見た目のこだわりは部分的に抑える。
削らない方がよい要素(機能・安全に直結)
- 駐車場の舗装と排水:水はけや耐久性に関わる部分は最優先。
- フェンス・門扉の配置:防犯・安全・隣地とのトラブル防止に直結。
- アプローチの段差処理や滑り止め:高齢者や子どもにとって重要。
にわつく流|“納得感のある”予算配分
にわつくでは、お客様のご予算に応じて段階的な外構設計をご提案しています。
- 第1ステップ:生活に直結する“必要最低限”の機能性を確保
- 第2ステップ:ゆとりがあれば“魅せる要素”をプラス
- 第3ステップ:将来の追加やDIY前提で“育てる外構”をご提案
すべてを完璧にするのではなく、暮らしながら整える外構という考え方が、予算と満足のバランスを取る近道です。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 外構予算の目安はどれくらいですか? A. 新築時で建物価格の約10〜15%が目安とされますが、土地形状や希望内容により大きく変動します。100万〜300万円がボリュームゾーンです。
Q2. 外構費用を分割で支払うことはできますか? A. リフォームローンや住宅ローンに組み込めるケースもあります。にわつくでは金融機関との連携も可能です。
Q3. 今は予算が少ないのですが、後から追加工事はできますか? A. はい。将来の追加を前提とした“分割設計”も対応しております。お気軽にご相談ください。
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福岡エリアでの外構リフォーム・新築外構のことなら、建築と外構を一体設計できる「にわつく」へ。
文責・監修:長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」及び「にわつく」の代表。
業界歴35年、建築士・宅地建物取引士資格保有。
設計から施工、不動産取引まで一貫対応する体制で、信頼性の高い住まいづくりを支え続けている。