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ウッドデッキ vs タイルテラス|福岡の気候に合うのはどっち?【外構のプロが徹底比較】

ウッドデッキ vs タイルテラス|福岡の気候に合うのはどっち?【外構のプロが徹底比較】


ウッドデッキとタイルテラス、何がどう違う?

庭や外構リフォームを考えるとき、「ウッドデッキ」か「タイルテラス」かで悩む方は多いものです。

どちらも**“屋外のくつろぎ空間”をつくる手段**ですが、
見た目・使い勝手・耐久性・メンテナンス性などで、それぞれに特徴があります。

この記事では、福岡という気候風土を前提に、ウッドデッキとタイルテラスの違いや選び方をわかりやすく解説します。


福岡の気候と屋外スペースの相性【高温多湿・台風】

福岡は、梅雨〜夏にかけての湿気と激しい台風、冬の寒暖差が特徴的です。

そのため、屋外空間には次のようなリスクがあります:

  • 雨水のたまりやすさ・滑りやすさ

  • 湿気による腐食・カビの発生

  • 強風・飛来物による劣化

  • 夏の熱による床面の高温化

外構を美しく、かつ長く使うためには「素材と構造の選び方」が重要なのです。


ウッドデッキとタイルテラスの比較【5項目】

比較項目 ウッドデッキ タイルテラス
見た目の印象 自然で温かみあり モダンで上質感あり
表面温度(夏) 暑くなりにくい(樹脂系) 素材によりかなり高温になることも
滑りやすさ(雨時) 樹脂系は滑りにくい タイルは種類により滑りやすいものも
メンテナンス性 定期的な洗浄・防カビ処理が必要 高耐久だが目地掃除が必要
耐久性 木材は10~15年/樹脂は20年程度 タイルは20年以上持つがひび割れリスクあり

子育て家庭・ペットとの相性は?

👶 子育て家庭に向いているのは?

  • **ウッドデッキ(樹脂系)**がおすすめ
    → 裸足でも歩きやすく、転倒しても比較的安全
    → スロープ設置やステップ調整も柔軟に対応可能

🐾 ペットとの相性は?

  • タイルテラスは排泄掃除がしやすく、清潔に保てる
    → ただし滑りにくいタイルを選定する必要あり

  • ウッドデッキは爪がひっかかりやすい素材を避ければOK


にわつくおすすめプラン【費用感の目安】

■ 樹脂系ウッドデッキプラン(4㎡〜6㎡)

  • 費用:25〜50万円前後

  • 特徴:耐候性あり、メンテナンスも楽。目隠しフェンスと組み合わせ可


■ タイルテラスプラン(5㎡〜8㎡)

  • 費用:35〜70万円前後

  • 特徴:高級感あり。照明・植栽と組み合わせるとより映える


■ ハイブリッド提案も可能です

  • 例:リビング前はウッド、物干しスペースはタイル
    → 使い方で分けることで見た目も実用性もUP!


よくあるご質問(FAQ)

Q. メンテナンスがラクなのはどちら?

A. 樹脂系ウッドデッキは日常的な手入れが簡単で、塗装・防腐処理不要です。
タイルは長持ちしますが、目地や排水溝に注意が必要です。


Q. 雨の日に滑りやすいのは?

A. タイルは滑りやすいものもあるため、**防滑タイル(滑り止め加工済み)**を選ぶのが鉄則です。
ウッドデッキは素材によっては濡れても滑りにくく、安全です。


Q. ローメンテ素材はありますか?

A. はい。にわつくでは、高耐久な樹脂デッキ材(LIXIL・YKKなど)や防滑タイルを厳選してご提案しています。


まとめ|福岡で「正解」の屋外空間をつくるには?

ウッドデッキとタイルテラス、それぞれに魅力と用途があります。
大切なのは、**「どんな暮らし方をしたいか」+「福岡の気候に合うか」**という視点で考えること。

にわつくでは、設計士の視点と施工現場の知見を活かし、素材選びからメンテナンス・費用バランスまでトータルでご提案しています。


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文責・監修:長崎秀人
福岡県の注文住宅専門の設計事務所「長崎材木店一級建築士事務所」及び「にわつく」の代表。
業界歴35年、建築士・宅地建物取引士資格保有。
設計から施工、不動産取引まで一貫対応する体制で、信頼性の高い住まいづくりを支え続けている。